advertisement
Facebookが、「偽情報」問題への対策を開始しました。疑わしい情報のリンクに警告文を添えて表示し、拡散を抑止する新機能を実装。海外では既に実例が報告されています。
ニュースフィードに虚偽もしくは偏向した情報が散見されるとの批判を受けて、2016年12月に同社が予告していた機能(関連記事)。ユーザーが投稿に添えられたボタンから、疑わしいニュースを報告できるようになります。報告された投稿は第三者機関が調査。偽りがあると判断された場合は、「Disputed(係争中・怪しまれている)」との警告文が投稿に添付されます。
新機能について、日本のヘルプページでは項目のみ存在し、「現在、この機能は一部の方にはご利用いただけません」と表示されています。上記ツイートで偽情報とされていたページのリンクも普通に表示されるため、本格的な稼働はまだこれからのようです。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Facebook、「偽情報」対策を強化 第三者の評価をもとに怪しい情報を目立たぬよう処理
うたがわしい投稿をシェアしようとすると警告が。 - 「金になるから増えている」「企業運営のサイトもかなりある」 元管理人が明かす「まとめサイト乱立」の背景
「進撃の巨人まとめ」「スーパーマリオラン速報」といったサイトはどのようにして作られているのか。「小規模まとめサイト」の運営実態について、元まとめサイト運営者に聞きました。 - 韓国デマサイト「大韓民国民間報道」が閉鎖に 管理人による書籍もAmazon.co.jpから消滅
BuzzFeedの取材に対し、偽ニュースだったことを認めていました。 - 人類滅亡まで2分30秒 トランプ大統領就任など受け「世界終末時計」1年間で30秒進む
時計の針が進むのは2年ぶり。 - 「タコは宇宙人とネイチャー誌に掲載」のデマが拡散
ジョーク部分を切り取っただけのようです。 - 都市伝説“「千と千尋の神隠し」幻のエンディング” 発祥は2ちゃんねるの書き込みか
宮崎監督は完成した作品に手を加えないことでも有名ですよね。 - たった1つの偽ツイートでウォール街が一時混乱――AP通信のTwitterがハックされる
AP通信のTwitterアカウントがハッキングを受け、「ホワイトハウスで爆発がありオバマ大統領が負傷した」という偽のニュースを投稿。米株式市場が一時混乱状態に。