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アルバニアにて2016年10月に救助された熊が、約5カ月間で見違えるほど元気になった姿を見せています。まったくの別熊になってる……!
救助した動物保護団体「FOUR PAWS」のFacebookに投稿された写真では、当時のひどく衰弱しているのが見て取れるやせ細った熊「パシュク」が、生き生きとした表情とふっくらした体になり、本来の熊らしくなった姿が確認できます。
パシュクは救助される前、とあるレストランの隣に設置された汚れた金属製の檻の中で生活していました。首に重い鎖をかけられた彼の唯一の食事は、写真を撮ろうと見に来る人からのビールとひとかけらのパンのみ。さらに別の2頭の熊「トミ」と「ジーナ」が、レストランにて“ビールクマ”と呼ばれ同様の生活を強いられていました。
現在は隣の国コソボにある熊のための保護公園「ベア・サンクチュアリ・プリシュティナ」に移動。はじめは眠ってばかりのパシュクも、今では食べることはもちろん、園内の探索やプールで泳いだりなど、遊ぶのが大好きな活発な熊さんに。同公園の管理長が海外メディアに語ったところによると、見た目と同じく体形や健康状態も良くなり、来たときとは大きく変わったということです。
他の2頭についても元気かつ健康になったのが報告されていて、今後はそれぞれ別の範囲に住む彼らを、相性を見つつ会わせる計画もあるのだとか。
Facebookではパシュクの変わりように驚く声や、幸せそうな姿に安心する声がみられ、FOUR PAWSに対して多くの感謝の声が寄せられています。
(宮原れい)
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