スタジオカラー公式Twitterが庵野秀明監督の次回作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が鋭意制作中であることを報告しました。ついに本当に作ってるー!?
同アカウントは「『シン・エヴァ』の打ち合わせ。鋭意制作中です!」と簡潔なメッセージを、写真付きで投稿。ツイートは1時間を待たずに2000回以上リツイートされています。モノトーン処理がされた写真はカラー内の打ち合わせ室のようで、卓上には打ち合わせで使用すると思われる資料が規則正しく並べられています。次作のネタバレが含まれているためか、画像にはモザイク処理も。
庵野さんは2015年のコメントで、前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を作り終えた直後の様子について、「エヴァ:Qの公開後、僕は壊れました。所謂(いわゆる)、鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした」と、しばらく監督業が手につく状況ではなかったことを告白しています。ただしその後もプロジェクトが完全に停止していたわけではないようで、「シン・ゴジラ(当初はゴジラ新作映画と呼称)」の監督を引き受けたことを報告した際には、「シン・エヴァンゲリオン劇場版の完成への実現に向けた作業も、なんとか進められています」と、ゴジラと平行して地道に作業を進めていることをアピールしていました。
2016年に開催された「カラー10周年記念展」では、説明書きの無い謎の展示コーナーが「シン・エヴァ」の資料ではないかとウワサされるなど、ファンを喜ばせました。同展示内で上映された、安野モヨコさん原作の短編アニメ「おおきなカブ(株)」では、巨大なカブ(シン・ゴジラ)を作り終え、次の作品に挑む覚悟ができたおじいさん(庵野さん)の姿も見ることができました。先行内覧会での囲み取材にて、庵野監督は編集部の「次回のエヴァは東京五輪までに見られますか?」という質問に対し、「いやー分からないけれど、頑張っています」と答えていましたが、果たして……? 続報に期待したいところです。
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同日からエヴァ、シン・ゴジラ関連のグッズ、イベントが一挙に登場。