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スポーツ向けウェアラブルセンサー「CALM.」登場 心肺の動きを監視し過剰な負荷を警告

睡眠の質の向上や、心身のリラックスに役立てられる機能も。

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 アスリート向けのウェアラブルセンサー「CALM.」が、クラウドファンディングサイトのIndiegogoに登場しました。着用者の心臓や肺の動きなどを測定・監視し、無理な運動を察すると警告。安全なトレーニングを支援します。

PVでは、プロジェクト主催者の友人が、トライアスロン中に心筋梗塞で亡くなった事故が開発の出発点と語られています

CALM. 手のひらにすっぽり収まるサイズ。クラウドファンディング開始早々、目標額の1万ドルを達成しました

 幅74ミリ、奥行き28ミリ、厚さ10ミリ、重量14グラムと小型軽量。胸のバンドか医療用ゲルパッドを介して装着します。すると心肺の動きを常にモニタリングし、取得したデータをBluetooth経由でスマートフォンアプリへ送信。運動の負荷が高すぎたり、心臓の動きに異常があると警告し、無理のない最適なトレーニングを促します。


計測 運動中もじゃまにならないスマートなデザイン

 睡眠時のデータも測定可能。着用して眠ると、眠りの深さや時間、呼吸状態などを測り、より質の高い睡眠の参考にできます。


睡眠補助 睡眠時にはゲルで貼り付け眠りの質を測定

 心身がリラックスできているか診断する機能もあり、着用者の緊張状態を測定して独自の方式で数値化します。トレーニングへ向けて万全な態勢ができているか、確認に役立ちます。


リラックス コンディションを整えてからトレーニングに臨める

 最大連続使用可能時間は、通常時で72時間、省電力モードでは7日間。現在は80ドル(約8700円)の支援で入手でき、7月ごろに配送されます。


(沓澤真二)


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