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内閣官房国民保護ポータルサイトで21日、弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある場合どうすればいいのかを紹介している。同時に首相官邸(災害・危機管理情報)の公式Twitterアカウントでも注意喚起している。
北朝鮮のミサイル実験により緊張が高まったことを受けてのもの。3月17日には秋田県男鹿市で弾道ミサイルを想定した全国初の住民避難訓練を実施している。
「弾道ミサイル落下時の行動について」と題されたPDF1枚の簡単なものだが、Jアラートを活用し、防災行政無線で特別なサイレン音とともにメッセージを流すほか、緊急速報メール等により緊急情報を知らせるとしている。
弾道ミサイルは発射から極めて短時間で着弾するため、屋内にいる場合はできるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動すること、屋外にいる場合は近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難すること、近くに適当な建物がない場合は物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守るよう呼び掛けている。
なお、同時に「Q&A」も公開しており、もう少し詳しい状況に応じた避難の方法が紹介されている。
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