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おびえていた病気のワンちゃん 優しく辛抱強い救助活動に救われる

優しさは伝わるんですね。

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 動物保護団体「Hope For Paws」が、アメリカ・ロサンゼルスでの野良犬の救助の様子を動画で公開しています。

 車の下に隠れているリーサという名前のこのワンちゃんは、乳腺の腫瘍(しゅよう)が破裂しており早く病院に連れて行かなくてはなりません。

犬
下腹部に出血が見えます……

 「Hope For Paws」の職員エルダドさんがリーサを車の下から外に出そうとしますが、見知らぬ人間への恐怖と不安でリーサは奥に逃げていきます。そこでエルダドさんはリーサを安心させるべく、時間をかけて救助にあたります。自分は味方だよ、助けに来たんだよ、という気持ちが伝わるように優しく声をかけ、頭やあごの下を優しくなでます。

犬
もう大丈夫だよ!

 無理に引っ張り出すことはせず、真摯(しんし)な対応をすることでリーサもエルダドさんが信頼できる人間だと分かってくれたようです。リードを首にかけ、ゆっくり歩かせて車の下から連れ出すことに成功しました。

犬
救助成功!

 車の下から出てきたリーサはエルダドさんに心を許したのか、彼の膝にねそべり、キスやハグを受け入れました。

犬
もう安心だね

 すぐに病院に運ばれ、腫瘍を取り除く手術を受けたリーサ。回復したのちは保護団体の一時預かり施設で元気に遊びながら里親が見つかるのを待っていました。そして里親が見つかったとの朗報も。

犬
元気になったよ!

 新しい家族に引き取られるリーサ。これからは幸せに暮らしてほしいものですね。

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