アメリカ海軍戦闘機パイロットの姿を描き、トム・クルーズの名を一躍スターの座に押し上げた映画「トップガン」(1986年)の続編が制作進行中であることがクルーズによって明言されました。やったぜ!
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(日本では7月28日公開)のプロモーションでオーストラリアを訪れているクルーズ。5月23日(現地時間)に出演した同国のテレビ番組「Sunrise」でトップガン続編について聞かれ、「それは事実。うん、本当だよ」と白い歯を見せてにっこり。「たぶん来年、撮影が始まる」とし、必ず実現すると続けました。
番組を見た多くの人がSNS上で「ありがとうしか言えない! 今日は楽しく仕事に行けるよ。もう100回以上見た映画なんだ!」と喜んだり、トップガンでクルーズ演じたマーベリックとアンソニー・エドワーズ演じるグースがハイタッチする有名なシーンのGIFを投稿するなど続編への期待が早くも大盛り上がりを見せています。
トップガン続編のうわさはかねて報道されてきましたが、クルーズがはっきり制作が進行中と明かすのは初。過去、2010年ごろにも同様の報道はありましたが、監督のトニー・スコットが2012年に亡くなり立ち消えになったかと思われていました。
「フラッシュバック」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど、長年に渡りヒットを飛ばし続けるトップガンのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーは、以前インタビューでトップガン続編について「トム・クルーズがいなければ制作できない」と明言。SNS上では「古い友人のトム・クルーズとトップガン2について話し合ってた」と、肩を組んだ2ショット写真を投稿していたことなどから、クルーズのトップガン2出演が実現するのではとささやかれてきました。
また、作中でマーベリックのライバルであったアイスマン役のヴァル・キルマーは2015年にSNS上で、トップガン2出演のオファーを即決したことを明かしており、5月24日(現地時間)にはTwitter上で「トップガン2のことが公表されたって聞いた。俺は準備OKだ、トム」と熱意を見せています。
可変翼が美しいF-14 トムキャットのたぎるようなドッグファイトが多くの空戦ファンも引きつけた同作。時代は流れ、UAVのような無人機が現実に活躍するなど、空中戦のあり方も大きく変化した今、どのようなストーリーが描かれるのか注目されます。
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