ニュース
リドリー・スコット監督の新作「エイリアン:コヴェナント」がVR化へ VR映像制作部門の設立を発表
リドリー・スコット監督のRSA Filmsに新たな部門「RSA VR」が設立されました。
advertisement
リドリー・スコット監督の映画制作会社RSA Filmsが、新たにVR映像制作のための部門「RSA VR」の設立を発表。さらに最初のプロジェクトとして映画「エイリアン:コヴェナント」をVR化する計画も明らかになりました。
「エイリアン:コヴェナント」は5月19日に全米公開予定のリドリー・スコット監督の最新作。「プロメテウス」の続編で、日本では9月に公開される予定です。
同部門の責任者は、映画「オデッセイ(原題:The Martian)」のVR化作品「The Martian: VR Experience」を手掛けたジェン・デニス氏が務め、制作には20世紀フォックスの「FoxNext」とテクニカラーの「ムービング・ピクチャー・カンパニー(MPC)」も協力するとのこと。
2016年11月に公開された「The Martian: VR Experience」の紹介動画(360 Video)
RSA Films社長のジュールス・デイリー氏は、同社が以前より数年間もの間VRに深く関わってきたことを強調。専用部門を作ることでブランドとコンテンツ両方の面で取り組めるようになると意義を述べ、またチームにはVRに関して才能のあるメンバーが含まれているとしています。
また責任者となったジェン・デニス氏は「VR部門を率いることに興奮している」と述べ、VRコンテンツの作成や配布、販売チームの構築などのすべてを楽しんでいることを語っています。
VR版「エイリアン:コヴェナント」はデイビット・カルラック氏が監督し、エグゼクティブ・プロデューサーとしてリドリー・スコット氏とジェン・デニス氏が参加する形で制作されます。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- “旅客機から乗客を強引に引きずり下ろすVRゲーム”開発始動 ユナイテッド航空への痛烈な皮肉
クラウドファンディングで開発資金を募集。その結果いかんで、支援額は航空会社の乗客を保護する消費者団体へ寄付されます。 - どこでもジェスチャーで“かめはめ波”が撃てる 「ドラゴンボールZ」の世界に入れるスマホ向けVRゴーグルが登場
見た目は危険な人になるので注意が必要そうです。 - サイバーパンク感あるな…… N高等学校の入学式が30万円のMR(複合現実)機器装着で実施される
生徒たちに見えている世界も見られます。 - レムの「膝枕/添寝VR」が発売決定! Re:ゼロから始めるVR生活でHPも全回復
5月26日発売予定。 - そうだ、VRにひきこもろう VR上で動画視聴・イベント参加などができる「cluster.」5月リリース
もうVRだけあればいい。 - VR空間で戦艦「三笠」に乗り込みバルチック艦隊と海戦 「VR戦艦大和」の神田技研がプロジェクト始動
東郷平八郎や秋山真之の視点で、「東郷ターン」戦法を体験。 - マシュのポーズに悩殺必至、「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」体験リポート
先輩、ちょっと興奮し過ぎじゃないですか?