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環境省は14日、特定外来生物の「ヒアリ」が横浜港本牧ふ頭(横浜市)で初めて確認されたと発表した。
コンテナヤード内のアスファルト地面の割れ目で働きアリを500個体以上、有翅オスを5〜10個体、サナギを100個体以上、幼虫を100個体以上を確認。女王アリは見つかっていない。確認されたアリは全ての個体が殺虫剤により処分された。ヒアリが確認された周辺においては殺虫剤(ベイト剤)を設置するとともに、捕獲トラップを設置した。
横浜市は本牧海づり施設と横浜港シンボルタワーに注意喚起の掲出。周辺の港湾関係者に個別に注意喚起を行った。また、周辺住民にはヒアリを見つけても安易に近づかないよう呼び掛けている。
環境省は、国土交通省の協力も得ながら、主要7港で専門家による確認調査を行っていた。
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