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特定外来生物のヒアリが東京都内で初めて発見された。場所は大井ふ頭のコンテナ内で、住宅地などでは確認されていない。ヒアリはこれまでにも神戸港(関連記事)、名古屋港(関連記事)、大阪南港(関連記事)で確認されていた。
南アメリカが原産地のヒアリは、体長2ミリから6ミリほどで、外見は赤っぽくテカテカしている。強い毒を持っており、極めて攻撃的。人間はもとより、生態系、家畜への影響も懸念されている。
【訂正:2016年7月19日10時 当初、環境省が掲載した情報を元に「米国で多くの死者が出ている」と表記していました。当該資料で引用した「年間100人がヒアリで死亡」の根拠となるデータが確認できなかったことが明らかになったこともあり、記事中の当該箇所を訂正いたしました。なお、7月18日の山本公一環境相の会見で言及されたもので、既に環境省の該当ページからも「年間100人がヒアリで死亡」という表記は削除されています。】
東京都環境局は「野外作業時は肌を露出しない」「ベビーパウダーを靴やズボンにふりかける」「サンダルを外に置きっぱなしにしない」といった被害の予防策をとるよう呼びかけている。
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