advertisement
ウェザーニューズは7月24日、気象予測の精度向上を図るため、予測モデルの解像度と更新頻度を高めた「超細密天気予報」を配信開始したことを発表しました。
これまで1時間ごとだった更新が5分ごとになり、解像度(メッシュ数)も従来の25倍となる1キロメッシュを実現。これにより、毎日の天気予報の精度向上だけでなく、ゲリラ豪雨などの“局地的”かつ“突発的”な現象にも正確に対応できるように。
利用はスマホアプリの「ウェザーニュースタッチ」(iOS/Android)内の「マイ天気」「天気予報Ch.」や、Webサイト「ウェザ―ニュース」 からアクセスできます。
今回の新しい気象予測モデルは、同社による日本最大の気象観測網(観測機は全国1.3万地点)や「ひまわり8号」の衛星画像に加え、現地ユーザーからの実況報告やフィードバック、さらには過去10年のデータ解析など、さまざまな気象データを活用して開発。
ちなみに3月から開始していた試験運用では、運用開始以前より平均して予報精度(速報値)が3.3%向上。高い所では4.0%も向上したと成果を発表しています。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 天気予報やニュースで聞く「未明」って何時か知ってた?
ちゃんと決まりがあるのです。 - 気圧予報アプリ「頭痛ーる」マスコットの過去が気圧より重い ふくろう博士「予報のせいで母親を死なせた」
重い……。 - スマホってどれだけ進化したの? 2017年に「iPhone 3GS」で生活してみた
果たしてまともに動くのか……? - NHK、手話CGの自動生成システムを開発 関東7都県の気象情報サイトで検証中
気象庁発表のデータと、あらかじめ用意した手話モーションを組み合わせて自動で生成。 - 日本気象協会が選ぶ「2016年お天気10大ニュース・ランキング」決定 1位は「地震・大雨・火山噴火 熊本を中心に相次ぐ災害」
気象予報士100人・一般500人が選ぶ「今年の天気を表す漢字」も。