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ローラー部に衣服が巻き込まれ…… マッサージ器の不適切な使用による死亡事故発生、厚労省が注意喚起

ローラー部の布を外して使用していたため、衣服が巻き込まれた。

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 厚生労働省は、家庭用電気マッサージ器の不適切な使用によって死亡事故が発生したと発表した。



 問題の製品は的場電機製作所が製造した「アルビシェイプアップローラー」「シェイプアップローラーII(SR-5118)」。死亡したのは北海道の70代女性で、ローラー部のカバーを外した状態で使用したため、衣服が巻き込まれ窒息死したという。この女性が使用していた商品は「シェイプアップローラーII」だったが、過去にも「アルビシェイプアップローラー」による同様の死亡事故が5件発生している。



 この2商品は80年代から90年代にかけて約78万台製造された。厚生労働省は、この商品を使用している場合直ちに使用を中止し、的場電機製作所に連絡するよう案内している。なお、現在製造している類似商品には安全装置が付いている。

※的場電機製作所連絡先:フリーダイヤル0120-01-2251 受付時間は平日9時から17時まで

 的場電機製作所は、厚生労働省の記者クラブで過去に2度注意喚起を行い、業界団体にも呼びかけるなど広く注意喚起を行っていたが、今回の事故を受け、全国市区町村や地域コミュニティーに改めて周知するよう呼びかけている。

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