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目は見えなくても原稿は超クオリティー テープ起こし専門集団「ブラインドライターズ」ライター&運営インタビュー(2/5 ページ)

お話を聞いてきました。

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――「ブラインドライター」はサイトがキャッチーで一気に話題になりましたよね。でも、初代のサイトを残しつつ、あえて新しく「ライターズ」のサイトも立ち上げた理由はなぜだったんですか?


和久井 先駆者である松田さんを立てたいというのももちろんありましたし、「ライター」にご協力いただいた守山さんが絡んでいないので、一応入り口を分けました。ただし、ご依頼いただいたお仕事は「ライター」「ライターズ」のどちらか一方がパンクしてしまわないよう、両方に割り振るようにしています。

――そういうことだったんですね。小林さんはどういった経緯でブラインドライターになられたんですか?

小林 もともと松田さんと知り合いだったんです。東京都の視覚障がい者就労支援センターというところで、音声パソコンの訓練に通っていて。そこでのつながりもあったので、松田さんがブラインドライターの仕事を始めたとSNSで知ったときはびっくりしました。その後、「新人ライターを募集するけど、どう?」という連絡を、松田さんからいただきました。

目は見えなくても原稿は超クオリティー テープ起こし専門集団「ブラインドライターズ」ライター&運営インタビュー 参加の経緯を語る小林さん

――松田さんといえば、抜群の聴力を生かして、音声だけで部屋の形状とか、その場に何人いるかまで分かってしまうという超人エピソードがよく取り沙汰されますが、小林さんも……

小林 あれは無理です(即答)。

――松田さん特有の特殊能力でしたか(笑)。文章を書くこと自体は、以前からお好きだったんですか?

小林 好きでしたけど、なかなか書く機会はありませんでした。でもセンターで受けたタイピングの訓練は楽しかったんですよね。今でもやってる内に楽しくなってしまいます。こういう仕事をしてなかったら、たぶん自分で進んで言葉を知ろうということはなかったと思いますし。記事が出来上がると、自分もふつふつと文章が書きたくなってきたりとか、言葉をより知りたいとよく感じるようになりました。

和久井 小林さんは一番やる気があって、上げてくる原稿のクオリティーが高いんです。誤字も全然ないし、丁寧すぎなんですよ。あと半分くらい雑になってもいいって言ってるんですけど。

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