advertisement
東京五輪が開催された1964年の渋谷界隈の街並みをVRで再現するプロジェクト「1964 SHIBUYA VR」がスタート。公式サイトにて、VR化に必要となる当時の写真を募集しています。
同プロジェクトを進めるのは一般社団法人「1964 TOKYO VR」。日本テレビの土屋敏男氏をはじめ、齋藤精一氏(ライゾマティクス)、永田大輔氏(DISTANT DRUMS)の3人が理事となり、「過去の写真から『記憶の中の街並み』を3DVRで再現する」プロジェクトを推進するために設立されました。
プロジェクトの展開により、将来的には“記憶の中の街並み”を実際にVRでめぐる体験が可能となる予定です。
当時の街の再現に必要な写真は、東京急行電鉄、渋谷区、宮益坂町会、読売新聞から提供を受けつつ、より高精度な街並みのVR化を目指すため広く個人と企業から写真・技術を募集。また特典有りの「賛助会員」による支援の受付も開始しています。こちらは個人の場合で入会金1万円/年会費1万円以上から。
なお、すでに第1号特別賛助会員として萩本欽一さんの参加が発表されています。
渋谷界隈の街並みの再現は第1弾で、今後も「みんなで作るタイムマシン」として継続的なプロジェクト活動が行われる予定です。
写真投稿では、1964年から前後約10年間に撮影された渋谷の写真を募集。持っている写真をスキャンし、「撮影場所」「年代」「思い出」などの情報と一緒に公式サイトのフォームから投稿することで、投稿者の名前 (またはニックネーム)が同サイトのクレジットコーナーにて公開されます。詳細は写真募集ページから確認可能です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 一体型VR HMD「Oculus Go」、2018年早期に登場 PCやケーブル不要でVRを体験できる
お手軽に使える一体型。価格も199ドル(約2万2000円)とお手ごろ。 - ブルートレインがよみがえる 仮想空間で再現する「VR鉄道プロジェクト」が進行中
乗り鉄さんも、撮り鉄さんも。 - 「PlayStation VR」に新モデル HDR映像のパススルーに対応
VRヘッドセット後部にステレオヘッドフォン端子を配置するなどの変更を盛り込んでいる。 - VR ZONE SHINJUKUでガンダムの新アクティビティー 「戦場の絆」のVR版も発表
「ガンダムユニコーンVR 激突・ダイバ上空」「機動戦士ガンダム 戦場の絆 VR PROTOTYPE Ver.」の2種を今秋開始。 - Oculus創業者「東京にVR関係の研究所を検討」 「Re:ゼロ」コスプレ姿で語る
パルマー・ラッキーさんはHTC買収のうわさについてもコメントしました。