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一見、普通にかわいいクリスマスツリー。もみの木のように先が尖った緑や茶色の円錐形。そのビジュアルはクリスマスのためのインテリアにしか見えません。でもこれは、たわしで作られた、たわしツリーなのです。
製作販売しているのは、亀の子たわしの生みの親である、亀の子束子西尾商店。1907年からたわしを作り続けており、今年で創業110年を迎える老舗中の老舗。クリスマスツリーにアレンジしたり、インテリア用に飾ったりできるほか、実際にたわしとしても使えちゃう、とても実用的なツリーです。
亀の子たわしの会社がクリスマスツリーを作ってしまうとは不思議なのですが、この会社、ほかにもいろいろ面白いことをしています。創業110周年記念限定商品として、アパレルメーカーの BEAMS、UNITED ARROWSとのコラボでスポンジ「3オレンジパック」を作ったり、メディコム・トイの人気フィギュア「BE@RBRICK」の 亀の子束子バージョンを出したりとなかなか独創的。
また、本物のたわしで組み上げられた、たわしツリーが店頭を飾るアンテナショップでは、各種たわしはもちろん、ロゴ入りバッグやパーカーまでも販売中。亀の子束子西尾商店は、頑固に亀の子たわしを作り続けながら、不思議な遊び心も忘れない”たわしやさん”なのです。
残念ながら、たわしツリーは12月8日朝の時点で全色全サイズ完売。今期は追加の入荷がないそうなので、来年のクリスマスシーズンを楽しみに待つことにしましょう。
コラボ商品やオリジナルロゴのグッズは、滝野川本店、谷中店とオンラインショップにて発売中です。
(クラタマスミ)
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柄付きたわしだこれ。