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受注生産式の同人誌委託販売サービス「ライブラ」がスタートしました。同人サークルが自分の作品のデータを登録し、注文があったときに印刷して販売できるサービスです。
サークルが同人誌のデータを登録し、その本が注文されると印刷、製本されて注文者に配達されます。データの登録料は無料で、注文が入った際に製造費を差し引いた売り上げがサークルに入る仕組みになっています。サークルは在庫を抱えずに作品を販売でき、注文者は欲しい本が確実に手に入ります。
データがあれば昔の作品のデータも登録可能で、保存期間は無期限になっています。以前に買いたかったのに買えなかったという本も、手に入るようになるかもしれません。
2018年1月まではキャンペーンとして、登録した作品が1冊無料で製本されます。Twitterでは、既に利用しているサークル運営者が投稿した同人誌の写真も見られます。
「コミケで完売だった、あの本はどこに……!」「いくら払ってもいいから、○○年前に出た本が欲しい……!」――そういった心の叫びが、このサービスで減ることが期待されます。
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