“あれ”が見えたら、あなたも終わり スティーブン・キングも困惑のホラー映画「THAT／ザット」が3月リリース

楽しみですね。

[福田瑠千代，ねとらぼ]

　ホラー映画の枠を超えて、世界的なヒットを記録している「IT／イット “それ”が見えたら、終わり。」。そんなスティーブン・キング原作の傑作に続けとばかりに、新作ホラー映画「THAT／ザット」が2018年3月2日にDVDがリリースされます。価格は3800円（税別）。

　原題は「Bedeviled」。2016年に公開されたアメリカ映画で、“それ”っぽさは皆無ですが、市場のニーズに敏感なアルバトロスが現在最も求められている形に仕上げてくれました。少女が風船を持った、なんとも“それ”っぽいメインビジュアルも公開中です。……これ、キングさんに怒られない!?

“それ”っぽいビジュアル

　その“招待状”が届いたら、“あれ”が来る――　物語は、原因不明の突然死をした親友から謎のアプリへの招待状がスマホに届くというところから始まります。インストールすると、音声認識で部屋の照明やテレビなどがすいすい操作できるように。とっても便利ですが、操作ができるのは“あれ”の仕業。最初こそ便利な気がしますが、次第に想像を絶する恐怖が主人公たちや視聴者を襲います。

　“あれ”の餌食となり、次々と失踪を遂げる周囲のクラスメート。「IT」では街を出てしまえば危険はありませんでしたが、こちらはアプリを入れてしまったが最後、スマホを壊そうが街を出ようが、どこにも逃げ場はないようです。某ピエロ以上に厄介そうなアプリの化身を倒す方法はあるのか？　本編を見るのが楽しみです。

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