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「リング」「呪怨」のJホラー巨匠高橋洋が最新作「霊的ボリシェヴィキ」のクラウドファンディング実施中

出資者には作品集DVDや短編共同制作権利プレゼント。

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 「リング」「呪怨」などの有名ホラー映画を手がけたことで知られる、映画監督兼脚本家の高橋洋さんが、最新作の配給宣伝に関するクラウドファンディングをMotionGalleryで実施しています。同サイト内にて、予告編動画も公開中です。



高橋洋 Jホラー巨匠の最新作がクラウドファンディングに登場!

 高橋洋さんは「リング」や「呪怨」、そして「女優霊」など、日本ホラー映画黄金期を支えた名作の脚本、監修を手がけたことで知られています。「J(ジャパニーズ)ホラー」と呼ばれたこれらの作品はその斬新な恐怖描写が世界中に大きな影響を及ぼし、特にハリウッドでは数多くのリメイク作品が制作されました。

 今回高橋さんがメガホンをとった監督脚本最新作のタイトルは「霊的ボリシェヴィキ」。ボリシェヴィキとはロシア革命の主導者であるレーニンが率いた革命党派のことであり、それを元に神道霊学研究家の武田崇元氏が70年代に提起した概念がタイトルの由来です。


高橋洋 謎に包まれたタイトル

 ストーリーは、集音マイクだらけの奇妙な施設に呼び集められた男女が、狂気の心霊実験へ参加させられるというもの。きわめて不可解なストーリーであるらしく、高橋さん本人も同作について「これほど深く取り憑かれているにもかかわらず、自分はいまだに説明する言葉を持ちません。映画を通してしか表現できないもの……なのかも知れません」と述べています。

 主演は「ピストルオペラ」の韓英恵。共演には「GONIN サーガ」の伊藤洋三郎、「恐怖」の長宗我部陽子など、実力派キャストが集結しています。


高橋洋 怪しげな研究施設に集められた男女の身に何が?

高橋洋 現れるものの正体は?

高橋洋 俳優陣の熱演にも注目

 クラウドファンディングの目的は、2018年2月に渋谷・ユーロスペースでの公開が予定されている同作の宣伝費(ホームページやチラシ、ポスター制作に使用)ならびに海外映画祭エントリーに向けた字幕製作費などの調達。インディペンデント制作のため、これらの資金が不足してしまっているのが現状であり、1人でも多くの方に見てもらうべく出資を募っているとのことです。

 クラウドファンディングの期限は10月31日23時59分まで。目標金額は100万円で、9月15日時点で77万9000円以上集まっています。リターン内容は同作の前売券や公式ホームページなどへの名前記載、台本PDFなど。より高額の出資を行った人には「アメリカ刑事」をはじめとする高橋さんの未公開短編集5本が収録されたオリジナルDVDや、共同で5分程度のショートフィルムを制作できる権利なども用意されています。


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