子どもが帰宅すると、保護者にLINEで伝える見守りグッズ「Qrio ただいまキット」が2018年2月下旬に発売されます。ソニーのクラウドファンディング&ECプラットフォーム「First Flight」で予約を受け付け中で、価格は1万2380円(2月13日まで先行予約特典で9870円)。
キットは、子どもが携帯するQrio Smart Tagとこどもの外出や帰宅を感知するQrio Hubで構成されています。Qrio Smart Tagは、46(高さ)×26(幅)ミリで重さは約10グラム。ネームタグほどのサイズで、カバンに付けておけます。これは子ども自身が鞄などに付けておくもの。Qrio Hubは、91.2(高さ)×71(幅)×26(厚さ)ミリで重さは約105グラム。こちらは家庭の玄関に置くことになるでしょう。
子どもが家を出たときや帰宅したときに、Qrio HubがQrio Smart Tagを感知して保護者のLINEにメッセージが送られます。このメッセージによって両親は、仕事先でも「ちゃんと下校したな」と確認できるというわけです。メッセージの内容は編集することもできます。
子ども自身がスマホを持って、帰宅をLINEで送ればいいと思う人もいるかもしれません。しかし小中学校では児童が通信端末を持っての登校を禁じているところもあり、また子どもにスマホなどを持たせるのをためらう保護者もいます。Qrio Smart Tagのようなスマートタグなら、そうした問題もクリアできるわけです。
通知手段にLINEを使うのは、主なターゲット層である、小学生を持つ共働き世帯の母親が、家族やママ友などとのやり取りにLINEを活用することが多いためとのこと。子どもの「ただいま」をきっかけに夫婦間の育児分担のコミュニケーションが円滑になってほしいとの想いもあるとQrioは述べています。
(クラタマスミ)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「トイレ行ってくるから荷物見てて!」を頼める相棒 キングジムからモニタリングアラーム「トレネ」が発売
クラウドファンディングで人気を集めた商品です。 - 東京メトロ、「お忘れ物自動通知サービス」実証実験開始 専用タグ付きの持ち物が駅に届くと持ち主に通知
飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所と、銀座・池袋・新木場の各駅で6月19日から実施。 - 経産省、コンビニのセルフレジ化を推進 大手5社の全店舗へ2025年までに導入
人手不足など、小売業のさまざまな課題の克服を目指す施策。 - おじいちゃん、おばあちゃんの視聴率100%! スマホで撮った写真や動画を実家のテレビに送れる「まごチャンネル」
孫の姿を大きな画面で。 - 狂ったように「もしもしもしもしもしもし」 怪現象が起きるとウワサのおもちゃ、プロに実物を看てもらった結果……
電池が入っていないのに話し出すと話題に……。