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東京メトロ、「お忘れ物自動通知サービス」実証実験開始 専用タグ付きの持ち物が駅に届くと持ち主に通知
飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所と、銀座・池袋・新木場の各駅で6月19日から実施。
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東京メトロが「お忘れ物自動通知サービス」の実証実験を実施します。
紛失防止デバイスを手がけるMAMORIOの専用タグと専用アンテナを活用した、持ち主が所持品の位置情報を確認できるサービス。専用タグを付けた品を紛失した場合、タグから発信される信号を交通機関や商業施設などに設置されたアンテナが受信し、位置情報を持ち主に自動で通知します。
アンテナは飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所に設置。銀座線渋谷駅・丸ノ内線池袋駅・有楽町線新木場駅の事務室では、専用アプリをインストールした案内用タブレット端末をアンテナとして使用します。
実施期間は6月19日から2017年3月31日までを予定。その後は実証実験の結果を踏まえてサービスの拡大などを検討し、2016年度では約29%だった忘れ物の返還率が向上するよう努めるとしています。
(沓澤真二)
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