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大雪でエアコンが効かなくなったらまず「室外機」をチェック ダイキンの対策ページが分かりやすいと話題に

シャープさんのお墨付き。

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 22日から降った雪で、エアコンが急に停止するトラブルが続々と報告されました。そんな時はまずエアコンの「室外機」をチェックすることが大切。シャープの公式Twitter(@SHARP_JP)が、空調メーカー・ダイキンのサイトを引用しつつ、エアコンの雪対策について紹介しています。




エアコン 大雪の困りごとと解決法」(ダイキン)

 ダイキンのサイト内「大雪の困りごとと解決法」ページでは、大雪が降ったときによくあるエアコンの困りごとについて、さまざまな対処方法を掲載しています。

 まずは大雪が降る前の対策について。雪が降ってもエアコンを安心して使用するために、ゴミ袋や掃除道具をどかしたりして室外機のまわりが物でふさふさがれていないかチェックしておきましょう。


エアコン 普段からエアコンの周囲には物をおかないように

 雪が降ってからの処置では、吹き出し口、吸い込み口の前に雪が積もらないよう、30センチ以上空けて空気の通り道を確保しておくことが重要。エアコンは室外機から外の空気を取り込み、熱を循環させることで部屋を暖めています。このため吸い込み口や吹き出し口がふさがっていると、屋外の空気を効率よく取り込むことができず、電気代が高くなってしまったり、暖房運転が停止してしまったりするとのこと。また、室外機の上に積もった雪も、落下して吹き出し口や吸い込み口をふさいでしまう可能性があるため、取り除いておいた方がよいそうです。


エアコン 雪が積もったら、吹き出し口、吸い込み口の前30センチを空ける

エアコン 熱を循環させて暖める仕組み

 また大雪の場合、室外機の内部にある「熱交換器」に霜がついてしまうのも主な不調の原因。熱交換器に霜がつくと運転効率が下がってしまうため、エアコンには必ず「霜取り運転」の機能がついています。霜取り運転は、室外機に霜がつくと自動で行われ、その間はエアコンから温かい風が出てきません。このため故障だと勘違いされがちですが、しばらくして霜が解ければ、自動的に通常の暖房運転に切り替わるそうです。

 ダイキンのサイトでは他にも、高置台や防雪フードといった大雪対策グッズなども紹介。ちょっとした見直しをすることで、雪の中さむーい思いをしないようにしたいものです。

※画像はダイキンのサイトより



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