次元のゆがみから中二感溢れる裏世界へ 獨協医科大学病院がノベルゲーム風特設サイト「Dの血族」公開

世界観が独特過ぎる……。

[宮原れい，ねとらぼ]

　栃木県にある獨協（どっきょう）医科大学病院が、ノベルゲーム風の特設サイト「Dの血族 - 君だけの能力を手に入れないか？」を公開しています。途中で何のサイトを見ていたのか忘れるほど、世界観の中二病的要素が強すぎる……！

なんか始まった

　導入から「次元のゆがみ」というワードが飛び出し、同大学病院の裏世界「“D”の世界」に歓迎されます。そして気づいたら「選ばれし者」になっては、かわいい女の子の案内役アーヤ・D・サイトウから特別な能力を有する「“D”の血族」や、140年近い歴史のある「“D”の紋章」の説明を受けることに。

　もしかして、すごい遠回しに獨協医科大学病院の説明してます……？

“選ばれし者”なら次元の扉をくぐり抜けることが可能だと……？

左が「“D”の紋章」。特級血族・1級血族・2級血族の「階級システム」（画像右）まであるとは……

　さらにゲームのチュートリアルのように、“D”の血族たちを紹介。特殊能力“状態回復（ヒーリング）”を持った精神科医「絶対服従の佐々木」や、特級血族の「未知への探求者 妹尾」教授が、レア度的な色の付いたカードで表示される様はなかなかにシュールです。

妹尾教授の特殊能力は「万物収集（コレクター）」で、座右の銘は「仕事も遊びも全てコンプリートだ!!」

　最後には病院長……ではなく、ゲームマスターのD・平田が、この世界について誰もが「自分だけの能力」を手に入れることができ、また自由であることを語ります。そして「己の道を究めるも良し」「新しい道にチャレンジするも良し」と話すその左手には例の「“D”の紋章」が。現実なら痛い人ですが裏世界だからセーフ……！

　さあ、あなたは「Dの扉を開く」or「Dの扉を開かない」のどっちを選びますか？

左手に紋章あるのか……！

さあ、あなたはどうする？

　同サイトは、初期研修医を迎える人たちに向けて作られた特設サイト。3月4日に福岡県で開催された臨床研修病院合同説明会に際して公開されたもので、同大学病院に興味を持ってもらうためのきっかけとして作られたユーモアのあるサイトとなっています。

　気になった医学生・研修医は、詳しい情報が載った真面目な募集サイト「獨協医科大学病院 初期研修医採用」ももちろんあるのでそちらもチェックしつつ、3月18日に東京都で開催される臨床研修病院合同説明会「レジナビフェア スプリング 2018」にて、実際の「“D”」の構成員たちに会ってみるのもいいかもしれません。

Dの血族 - 君だけの能力を手に入れないか？