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IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は3月13日、ITパスポート試験申込者の個人情報が漏えいしたことを報告しました。
原因は団体申込者が利用するシステムの不具合で、2つの団体申込者が申込情報をCSVファイルでダウンロードできる機能を同時に利用したところ、両方の情報が記載されたファイルが双方共にダウンロードされました。
ファイルには、受験申込者の受験番号、氏名、受験日、受験料金の支払いに用いるチケット番号、既受験者の成績や合格証書番号などが記載されていたとのこと。漏えいしたのは既受験者47人、未受験者79人の情報。
IPAは連絡を受けてこれら団体申込者を訪問して謝罪するとともに、漏えいした個人情報が破棄されていることを確認したと説明。未使用のチケットの不正利用の発生も確認されなかったとし、システムの不具合を修正したことも報告しています。
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販売ページはすでに削除されています。【11月2日追記】