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英国人の自主制作「R-TYPE」アニメ、完全版が公開 マクロスチックなミサイル飛翔シーンなど新作カットも

80年代のアニメ・ゲームへの愛が凝縮。

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 名作シューティングゲーム「R-TYPE」を題材にした自主制作アニメで注目を集めた(関連記事)、イギリスのPaul Johnson(@OtaKing77077)さんが同作をリマスターして公開しました。あらためて「RETRO ARCADE ANIME: R-TYPE」と名付けられたこの完全版では、尾を引いて飛ぶミサイル発射シーンなどの新作カットが追加されています。

タイトルやエンドロールなども追加されたリマスター版
こちらは旧バージョン。比較用にどうぞ

R-TYPE 勇ましく飛ぶR-9(自機)

R-TYPE 敵が対空ミサイルを発射

R-TYPE おおっ

R-TYPE ふおおおお

R-TYPE 糸を引くように飛ぶマクロス感

 R-TYPEのプレイがうまくいかず、「古い横スクロールゲームにはうんざりだ」「最新のカメラアングル(3D)ならまだ楽しいのに」などと悪態をついていた主人公がゲームの世界に吸い込まれ、本当にコックピットから「最新のカメラアングル」で戦うことになる物語。敵パイロットが「謎の生命体に浸食された人間」であることを示す、R-TYPEの世界観に寄り添ったカットも追加されています。


R-TYPE 編隊を組んで飛来する敵機

R-TYPE 乗っていたのは……

 主人公が遊んでいたゲーム博物館らしき施設を、より詳細に描く新カットも。「ベア・ナックル」や「バトルマニア大吟醸」のポスターや、壁にカセットがつり下げられた売り場が、昔のゲームショップを思い出させます。作画においても、人物の描写が大幅に変更されました。


R-TYPE 実在するならぜひ行ってみたい

R-TYPER-TYPE ラストシーンでは、ヒロインの造形が大きく変わりました

 日本のオタク文化に明るい作者は、ミサイル発射シーンの演出で、明らかに初代マクロスのメカニック作画監督・板野一郎氏を意識。メイキングシーンを披露したツイートに、ハッシュタグで「板野サーカス」と添えています。


(沓澤真二)


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