Twitterに投稿された、バーコードリーダーの信号で音を奏でる動画が注目を集めています。「ピッ」とスキャンするだけじゃなかったのか……!?
バーコードリーダーを、スキャンするパターン(しま模様)次第でいろんな音が出るように改造。そこに、漫画の集中線のような斜めにしたしま模様を用意し、バーコードリーダーの赤い棒状の光を当ててスキャンしながら動かすことで、音の高さがなめらかに変化する宇宙を感じるような独特の音を奏でることに成功しています。
このアート作品は、投稿したh.tanaka(@hide63414)さんによる「エレクトロニコス・ファンタスティコス」という名のプロジェクト。ツイートによると、スキャンする赤い光の幅の中の“しまの数”が多いほど音が高くなるそうで、またスキャンをしまに対して斜めに当てることで周波数の違う音が混ざり、今回の不思議な音を出しているとのことでした。
ちなみに動画ではしまの間隔がなめらかに変わっていくパターンでしたが、一列ごとに間隔を調整した複数のパターンを並べる独自の“楽譜”を作ることで、メロディ的なものを奏でることも可能なようです。
コメントでは「かっこいい」「面白い!」とバーコードリーダーで音が鳴る光景に驚きとSF的な魅力を感じる人の声が上がり、また「新しい楽器が爆誕しそうな予感…」と、そこからの発展を期待する声も上がる反響を呼んでいます。
h.tanakaさんの同プロジェクトは、4月22日開催の「ネハンラボ」の昼の部「Nicos Orchest-Lab」のテント教室で体験可能とのことで、気になった人はこの貴重な機会に訪れてみるのがいいでしょう。
画像提供:h.tanaka(@hide63414)さん
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