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鍵盤を押すことでファービーを歌わせることができる改造楽器「ファービーオルガン」を演奏する動画がYouTubeに公開されています。
日本でも大流行したおもちゃ、ファービー。自宅の押入れに眠っているという人も多いのではないでしょうか。ロンドンを拠点に活動するアーティスト・Sam Battleさんはそんなファービーたちを、楽器へと生まれ変わらせてしまったのです。
SamさんはeBayやチャリティーショップなどで計44体のファービーをかき集め、「ファービーオルガン」を作成しました。お披露目された完成品は、ノートに書いていた構想イメージほぼそのまま。Samさんも得意げに両手の親指を立てます。
いよいよ演奏です。ファービーオルガン本体のスイッチを入れるとファービーたちも起動し、スタンバイ完了。この時点でファービー達は思い思いにおしゃべりを始め、すでにカオスな状況。チューニングを済ませたSamさんが鍵盤を押さえると、ファービーの声が合唱のように響き始めました。途中でドラムの音も追加すると、あれ、なんだか癖になるハーモニー……。
演奏の傍ら、ファービーを改造していく様子を映した映像が流れていきます。ファービー1体1体にそれぞれ音を組み込んでいく作業を44体分……。動画説明欄にも「膨大な時間がかかった、はぁ……」と書いてありますが、気が遠くなる工程ですね。
Samさんは他にもたくさんの改造楽器を作成しており、ゲームボーイを使ってカスタマイズしたモジュラーシンセの動画などが公開されています。動画はYouTubeチャンネル「LOOK MUM NO COMPUTER」で見ることができます。
(ひーこ)
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