PINE
三省堂の前の横断歩道を渡り、靖国通り沿いに左折、三井住友銀行が見えたらその手前で右折。富士山は見えない富士見坂の通り沿いにあります。
実は神保町界隈は、ハンバーグ銀座とでもいうくらいにハンバーグを出す店が密集している地域です。どこも特徴的なのですが、こちらの「PINE」はアメリカンな雰囲気で、しっかり焼いたハンバーグが売りです。以前はもっとジャンクな味わいで、それはそれでおいしかったのですが、肉の仕入れが変わったようです。
ランチはほとんどのお客さんがハンバーグを注文します。トッピングは卵とチーズ、ベーコンです。全部盛りになると、かなりのボリューム! 一人客は大体1階に通されます。背中で肉汁のはぜる音を聞くと、いやがおうにも期待は高まるばかり。
使い込まれた鉄板は旨さの証。付け合わせは定番、コーンとフライドポテトです。ハンバーグの花道を飾ります。王道を行くハンバーグ、今日はバーベキューソースでした。日々付け足していくというソースは、シンプルなハンバーグの味付けと最高の組み合わせです。
ピッグテイル
最後に紹介するのは「ピッグテイル」、その名の通り、豚肉料理がメインのお店です。場所は「PINE」と同じ並びです。ロシア料理の名店「サラファン」も入るこのビル、実は、よそではほとんど見られないある装置が。
このエレベータ、1階入り口が実際には階段の1階と2階の間にあって、乗ると自分が何階で降りてるのか分からなくなります。しかも、ドアが手動なのです。大変に怖いです。
そんなビルの2階にあるピッグテイル、ランチはカレーがメインです。神保町といえばカレーが名物で、この記事を書くにあたってはカレーは避けようと思っていたのですが、にもかかわらずこの店を紹介するのにはワケがあります。
ピッグテイルのイチ押しランチ、むしろカレーは付け合わせ(個人の感想です)、メインはフォアグラという怪物なのです。
カレー自体もしっかりおいしく、辛みのむこうにかすかな甘みを感じるタイプです。それとフォアグラをひとかけら一緒に食べると、辛さが肉のうまみをしっかり演出してくれます。フォアグラから豚ヒレのコンボで、こってりからさっぱりの九十九折りをかけのぼり、気付けば皿はご飯粒を少し残すのみ。
ランチ価格としては少し高めですが、午後からの仕事や勉強に気合いを入れるには十分です。
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