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米・Twitter社は現地時間の5月3日、利用者のパスワードが暗号化されない不具合が発見されたと発表。日本を含む全世界の利用者にパスワードの変更を呼び掛けています。
同社によると、通常は社内からも閲覧できないように「ハッシュ化」と呼ばれる方法で保護されている利用者のパスワードが、不具合により「ハッシュ処理を完了する前に内部ログに書き込まれました」とのこと。
不具合は既に修正されており、同社の調査ではこれまでに情報の流出や不正な利用は確認されていないとしていますが、念のため、パスワードの変更をするようにと呼びかけています。
また今回の不具合について「このような事態が起きてしまい申し訳ありません。利用者の信頼にこたえるため、今後も努めて参ります」とコメントしました。
この報せは日本でも大きな話題を呼び、Twitterでは「パスワード」がトレンド入り。Twitterで利用しているパスワードを別のサービスでも使いまわしている場合は、そちらのパスワードも変更したほうが良いとする声や、いつごろからこの不具合が発生していたのかをTwitter社が明らかにしていないことを不安視する声もあがっています。
(Kikka)
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