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「笹塚〜仙川間のフル高架化」「下北沢駅の新改札口」「新型VVVF導入」など 京王電鉄が2018年度の工事・設備強化計画を発表(2/3 ページ)
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府中駅、京王よみうりランド駅のリニューアル工事を継続
2017年度に開始した府中駅と京王よみうりランド駅のリニューアル工事を2018年度も進めます。府中駅はホーム階の外壁刷新、京王よみうりランド駅はトイレ改修と駅エントランスの「大屋根設置工事」が進みます。
京王線8000系、井の頭線1000系をリニューアルを推進
2018年度は、京王線8000系の2編成20両、井の頭線1000系の3編成15両を刷新予定。座席や床を明るい配色に、手すりと吊り手も握りやすい形状に変え、座席端部に仕切り板も備わります。また、井の頭線1000系の3編成は車内情報ディスプレイも2画面仕様となり、より多くの情報を表示できるようになります。
駅の行き先案内板をマルチカラー化
2018年度は永福町駅、東府中駅、富士見ヶ丘駅の行き先案内板を刷新。従来の4色表示型からマルチカラー対応となった新型に置き換わります。
車両により省エネの「VVVFインバータ制御装置」を導入
京王線8000系と井の頭線1000系車両は、省エネルギー性能がより高い新型のVVVFインバータ制御(可変電圧可変周波制御)装置に置き換えます。現装置の更新時期に合わせて順次導入予定です。
VVVFインバータ制御装置は、電車の加速度や速度に応じて電圧と周波数を変化させながらモーターを効率よく動作させる装置。新型装置は、旧来のVVVF回生ブレーキ未搭載車と比べて消費電力を1編成当たり最大68%削減できる効果があるとしています。2018年度は京王線8000系の2編成20両、井の頭線1000系の3編成15両で刷新予定です。
また、車両や駅構内のLED化も進めます。2018年度は飛田給駅と初台駅などのホーム・コンコース照明をLED化する計画です。
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