煮干出汁(@QbcvvwVe)さん(関連記事)がTwitterに投稿した4ページで強制終了するデスゲーム漫画が爽快だと話題になっています。クラスメイト同士で争う展開になるかと思いきや、一人デスゲームにいてはいけない生徒が紛れてました。
ある時3年B組の生徒達が目を覚ますと、そこは見知らぬ教室でした。そして教壇からクマのロボットが「マスター」を名乗り、「今からみんなにはゲームに参加してもらうよ」「教室を出れるのは一人だけ」と一方的に話し始めます。あまりの理不尽な展開に、キレた不良が教団に向かって靴を投げつけました。
ところが靴は全自動のバリアによって阻まれてしまった上、クマは口から銃を出して発砲。弾丸は不良の真横を通り抜けました。そしてマスターが「そろそろ開始しようか」「楽しい楽しい殺し合いを」とデスゲームの開始を宣言します。もはや殺し合いは避けられないのか……。
「24時間後にはここは爆発するから早めに」――マスターがさらに理不尽なルールを説明している中で、1人話を聞かない生徒・小林が暴走を始めます。小林は素手でドスドスドスドスとバリアを殴り始め、そのまま難なく破壊。「彼、人の話聞くの苦手だからね」というクラスメートの冷静な状況分析をよそに、そのままマスターに殴りかかります。
マスターも応戦し銃を発砲しようとしますが、小林は右手から掌底を繰り出しカウンター! 敵の銃口を破壊します。とはいえまだまだ余裕なマスターは「すごい、やるね君。だけどさよならだ」と小林を褒めつつも、クラスメイトを巻き込んだ自爆を宣言。
「じゃあね★みんな死んじゃえ」とカウントダウンを始めます。しかし気にせず小林は回し蹴りでマスターを壁に吹き飛ばし爆発を回避。ホントに話を聞かなさすぎる。
吹き飛ばされたクマの人形は壁に当たると同時に大爆発。危ういところで難を逃れたクラスメイト達はパラパラと降ってくる壁の破片を浴び、思わず「まっとうに殺し合いなんかしてたら俺ら死んでたな」と呟きます。その後も相変わらず話を聞かない小林。デスゲームの黒幕達が校内放送で「戦車であろうが壊せない」と豪語する壁を殴り壊し、廊下に消えて行きました。
残されたクラスメイト達は付けっぱなしのスピーカーから「何者なんだよ小林、チートだろ!」「え?小林なんで目の前に……」と黒幕達が壊滅していくのを聞きつつ、のんびりお茶をすする余裕の態度。そして物語は一層絆の深まったクラスメイト達でカラオケに行くという、圧倒的ハッピーエンドを迎えるのでした。
マンガが投稿されると、「これは笑う」「小林さんカッコいい…」といった感想や、「小林くんがその後のカラオケでどんな歌を歌うのか気になる」といった反応が見られました。確かに気になる……。
さらに2ページ目で描かれたクラスメイトの中に、不敵に笑うメカクレキャラやあくまで冷静さを失わない女の子など、他にも強そうなキャラクターがいることに着目する声もあり、小林がいなくてもゲームは成立しなかった可能性が指摘されています。
いずれにせよ、わざわざこの3年B組を選んでしまった黒幕の運の悪さには合掌するしかありません……。
画像提供:煮干出汁(@QbcvvwVe)さん
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