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超音波を使って、周囲の状況を捉えるイルカ。その能力には、頭部に入っている「メロン」が関わっているといわれています。英語のつづりはあの甘いメロン(Melon)と一緒なのですが、一体、どんなものなのでしょうか。今回は、イルカの雑学をご紹介。
解説
イルカはあごの上に出っ張ったおでこを持っていますが、この内側に入っているのは脳ではなくて、「メロン器官」という脂肪組織。これには音を一方向に向けて収束させ、前方に放射するレンズのような役割があるといわれています。
このメロン器官から出てモノにぶつかり、跳ね返ってきた音波から周囲の状況を把握しているのですが、その精度は非常に高く、しばしば「イルカは音でモノを見ている」と評されます。北極海、オホーツク海などに生息する「シロイルカ」には特に発達したメロン器官があり、自分で動かすことが可能。それによって、超音波を放射する向きを変えることができるといいます。
ちなみに、メロン器官があるおでこ部分はとても柔らかく、八景島シーパラダイス(神奈川県)は「ぷるぷるオデコ」と表現しています。なにそれ気持ちよさそう。
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発想が見事。