ロジクールがワイヤレスマウス「M950t」(1万1380円)と「M905t」(8380円)を、6月28日から販売します。これらは2015年に生産終了した名機「M950」と「M905」の復刻版。いずれも元の仕様そのままで復活します。
両製品とも、2009年に発売されて人気を呼んだマウス。ガラステーブル上でも操作できるレーザー技術や、小型の無線レシーバー、高速で回転できるマウスホイールなど、当時としては画期的な機能を備えていました。人間工学に基づいてデザインされており、その基礎的な要素は現行の最新機種に受け継がれています。
M950tは幅83.5ミリ・奥行128.3ミリ・高さ47ミリと、少し大ぶりな非対称形マウス。単三ニッケル水素電池1本で、最大30日駆動します。左右およびホイールクリックと、4つのサイドボタンからなる7ボタン構成。サイドボタンには進む・戻る・画面ズーム・アプリ切り替えの各機能がデフォルトで割り当てられており、ドライバーソフトでカスタマイズすることもできます。
M905tは、ほぼ左右対称形の小型マウス。左右とホイールクリック、サイドボタン2個の、一般的な5ボタン構成です。サイズは幅63ミリ・奥行90.5ミリ・高さ34.5ミリ。単三乾電池2本で最大4カ月と駆動時間も長い、モバイル向けの製品です。
筆者は以前、愛用の「MX Revolution」が壊れた際、同製品はおろか後継機のM950すら生産終了になっていて途方に暮れた経験があります。手になじんだ操作環境が失われるのはつらく悲しいので、今回のような施策はありがたく思います。「できれば生産終了しないでほしい」「後継機種でデザインを大幅に変えないでほしい」が本音ですけれども。
(沓澤真二)
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