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ゲームに熱中したことがあるなら、誰もが一度はしている「プレイしていないときも、ゲーム画面が頭に浮かんでしまう」という体験。
実はこの現象には、中毒性の高い“あの名作”を使った名称が使われています。
「ゲームにハマって、プレイ中以外でも画面が頭に浮かんでくる現象」の名前
何時間もゲームに熱中した後、目をつぶっていたらその画面が見えてきたり、夢に出てきたりする現象の名前は「Tetris effect(テトリス効果)」。「(テトリスをプレイするときのように)現実世界の建物を動かそうとしてしまう」という例も知られていますが、心当たりがある人も多いかもしれません。
認知科学の領域では研究も行われており、例えば「脳の損傷により、過去にプレイした人が思い出せない人でも、テトリスの視覚的なイメージが浮かぶ」などの報告がなされています。
また、「テトリスをプレイすることで、PTSDに伴うフラッシュバックが軽減される」という研究も。この理由については「イメージを構成するには脳を使う必要があるが、その能力は有限。テトリス効果とフラッシュバックで、イメージを作り出す脳のリソースが競合する」などと説明されています。
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発想が見事。