床に洗濯物を放置する旦那さんの“悪しき習慣”を「事件現場」にしてしまうアイデアがTwitterで話題になっています。イライラをユーモアに変える感性がステキ。
アルファベットの書かれた自作の黒い札を「A」「B」と洗濯物の横に置いていくことで、一瞬にして何かの事件の犯行現場のような見た目に。元はただの落とし散らかったものという印象でしかないものが、これだけでそれぞれ重要なアイテム感が出ています。「犯人はここでハンカチを落とした後、ここで靴下を……」と、謎の推理も捗りそうです。よくわかんないけど楽しい。
また普段は落とした張本人に「自分で拾ってほしい」と言って伝えることも、「鑑識としてチェックしました」とばかりにさり気なく教えることで無言の圧を与える効果もありそうです。改めて自分の無意識な行動に気づいてくれる日がくるかも……?
投稿したのは、おっとりした旦那さんとの生活を描いたエッセイ漫画「私のおっとり旦那」が人気を呼んだ(関連記事)漫画家の木崎アオコ(@aokororism)さん。
ちなみに同漫画はTwitterにて不定期で更新されていて、その中には「また靴下をこんな」と旦那さんに怒るも、急に目をふさがれてまるでワニのように対応される姿や、口喧嘩していたはずが、旦那さんによって突然の組み体操「サボテン」をやらされ笑ってしまう日常などを見ることができます。相変わらずの「正反対」な仲良し夫婦っぷりに面白くもグッとくる……。
木崎さんに今回の「事件現場化」について聞いてみると、旦那さんは「笑いながらいつもより早く片付けてましたね(笑)」とのことで、口で怒るよりも効果があったようでした。また旦那さんについては「穏やかで絶妙に面白くてとても素敵な旦那」と表現しつつも、ちょっとした“散らかし屋”なのが数少ない欠点の1つで、きれい好きの木崎さんの方がいつも何度も注意しているそうです。なお、これまでも最後には必ず旦那さん自身に片付けてもらっているとのこと。
Twitterでは「こんな脱ぎ散らかし、旦那の年収高くないとゆるせない!」のような声もありましたが、木崎さんは「私は高くても低くてもゆるせないですね!(笑)」とコメント。それでも思わず笑えるような方向に持っていった今回の行動に素直に拍手を送りたくなるのと同時に、思いついて実行できる夫婦の仲になんだかキュンとしたり。
「お互いの得手不得手を支え合って生活してるので、これからもお互いのダメなところを優しく指摘しあいながら、楽しく夫婦生活を送りたいと思ってます」と木崎さん。そんな考え方が今回のような発想を生んだと思うと見習いたくなります。
コメントではこのアイデアに「素晴らしい」「ステキな楽しみ方」「こういう夫婦になりたい」と称賛の声がたくさん寄せられ話題に。また木崎さんの本音「脱衣所で脱いで欲しい」「なんでわざわざリビングで脱ぐのかわかりません」といった声と同様の意見も多く、思っていた以上に“洗濯物散乱事件”は多発しているようでした。ただし犯人は旦那さんだけでなく、息子や娘や奥さんのパターンといろいろあり、多くの家庭での未解決事件でもあるようです。
画像提供:木崎アオコ(@aokororism)さん
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