advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
9×6の54文字で超短編小説を書く「54字の物語」がTwitterで盛り上がっています。54文字で話を作るのはかなり難しそうですが、ハッシュタグ「#54字の物語」で秀逸な作品が多数投稿されています。すごい!
「54字の物語」の流行は、2月に刊行された書籍『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』(PHP研究所)が発端。同書は、Twitterで「あたりまえポエム」などのブームを巻き起こした(関連記事)企画作家、氏くん(@ujiqn)さんが、9マス×6行の原稿用紙につづって投稿した「インスタ小説」を書籍化したもの。「先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね?」「『ただいま』と言えば『お帰りなさい』と返ってくる新生活が始まった。家賃も安いし、こんな一人暮らしも悪くない。」など短いながらもパンチのある作品が収録されています。
その刊行記念にPHP研究所が「54字の文学賞」を開催して作品を募集し、6月末にその受賞作が発表されました。それを受けてTwitterでは「54字の物語」が再燃しています。作品は「54字の物語ジェネレーター」で作成可能。白いボックスに文章を入力すると原稿用紙にその内容が反映されます。完成した作品は画像として保存し、Twitterなどに投稿できます。
ブーム再燃を受けて、氏くんさんは第2回「#54字の文学賞」を開催中。告知ツイートにハッシュタグ付きでリプライすると応募できます。
画像提供:氏くんさん
関連記事
- 君の前で息を止めると呼吸ができなくなってしまうよ すてき感を錯覚させる「あたりまえポエム」で脳が混乱する
普通のこと言ってるだけじゃないですか! - 「お金は紙だが役に立つ」に「英英英世」 野口英世を前面に押し出したアイデアお年玉袋が話題
やってみよう。 - 大蛇に飲まれながら「平気、先ランチ行ってて!」 OLがどんな不幸も作り笑顔で耐え忍ぶTwitter漫画「耐え子の日常」
フォロワー数10万を超える人気漫画がコミックス化。 - 「朝起きると夢から覚めていた」 書籍化記念で「あたりまえポエム」を声優・梶裕貴さんが朗読する動画が謎の説得力
良い声によってステキ感がアップしちゃってます。 - 「大丈夫 明日はきっと翌日だよ」 Twitterで流行した「あたりまえポエム」まさかの書籍化
当たり前のことをあたかもステキなことを言っているかのように錯覚させる「あたりまえポエム」が書籍として発売されます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.