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マイナス20度の冷凍専用どら焼き  もちもち&シャリシャリの食感

真夏に楽しむ冷たい和菓子です。

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 明治時代の最初期から約150年事業を続けている富山県の老舗和菓子屋、中尾清月堂(以下、清月堂)が、冷凍専用どら焼き「凍り清月」を発売しました。小豆あんと庄川ゆずあんの2種類で価格は各250円(税込)。


凍り清月 「凍り清月」開発とパッケージデザインを担当したのは県内のデザイン事務所「ROLE/」

 清月堂ではもともと、社名を冠した「清月」というどら焼きを販売していました。この「清月」を凍らせたものが“マイナス20度のどら焼き”「凍り清月」ですが、もちろん、元のどら焼きをただ凍らせたのでは味を楽しめません。皮と餡の配合をあらためてチューニングし、夏でもスッキリ食べられる、モチっとした生地と、最初カチコチ、あとシャリシャリの餡による冷凍どら焼きが完成したとのこと。


凍り清月 「小豆あん」は従来の清月の餡よりもスッキリ感を重視した味

凍り清月 「庄川ゆずあん」は地元庄川の食材であるゆずを使用した爽やかな酸味のある夏にぴったりな味わいです

 同社が勧めるおいしい食べ方は、冷凍庫から取り出し、まずは一口。この時点ではまだ餡も皮もカチコチで、まさにアイスな食感。その後、5分ほどおいて徐々に全体が溶け出したら、もう一口。皮に少しのふんわり感が戻ったら甘さ、香り、食感ともに至福の食べごろとしています。

 富山県とどら焼きといえば、「ドラえもん」の作者である藤子・F・不二雄先生は富山県出身。そんな由来を思いながら、ふわふわシャリシャリを楽しむのもいいかもしれません。販売は富山県内の3店舗。また、公式サイトからの全国販売もしています。


(クラタマスミ)


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