ぜーんぶ妄想！ 鉄道BIG4南田さんの「南田妄想鉄道」をアニメ化するなら？ 本人に妄想してもらった（2/2 ページ）

南田鉄道の妄想路線図も見せてもらった！

[高橋ホイコ，ねとらぼ]

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南田鉄道をアニメ化するなら、理想は「団地ともお」「名探偵コナン」

──　南田鉄道をアニメ化するとしたら？

　日常を描くような作品の中に南田鉄道が登場するっていうのがいいですね。「団地ともお」というアニメを見たことはありますか？　団地を舞台にマイペースなともおくんが巻き越こすおかしな日常を描いたアニメで、枝島団地っていう架空の団地が舞台です。ここに枝島急行っていう架空の電鉄会社もあるんですよ。鉄道はあまり登場しないんですけれど、たまに登場するんです。そういうのがいいかなと。

南田氏「長く続くアニメに出たい」

　50話、60話と長く続くものというと、日常を描いた作品が多いと思います。サザエさんとかちびまる子ちゃんとか。鉄道そのものを描くだけでは限界があると思うんですね。ですから、長く続く作品にちょこちょこと登場したいですね。笑ゥせぇるすまんNEWの第3回「ああ、愛しの583系」（関連記事）みたいに鉄道ファンが主人公の回とかがたまにあったりして。

──　鉄道を主役にしたアニメではないんですね。

　そうですねー。そういった意味ではね、既存のアニメに出たいです。ルパン三世や名探偵コナンといったミステリー性のあるもの。コナン君がいろいろ活躍するじゃないですか。その舞台として南田鉄道を使ってほしいですね。

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　とても楽しそうに話をしてくれた南田さん。会場を閉める時間だというのに話が止まらず、写真を撮影している間も話が続きました。南田妄想鉄道は路線図だけにとどまらず、車両や自動改札まで妄想しています。現在の悩みはタッチ式改札で使う交通系ICカードを「どこと提携するか」なのだとか。ステッカーになった南田鉄道のきっぷまでいただいちゃいました。こんなものまで作ってんのかー！

南田鉄道のきっぷ

（高橋ホイコ）

アニメと鉄道展（2018年7月18日〜8月19日／東京アニメセンター in DNP プラザ）

　南田さんの話にも出た「笑ゥせぇるすまんNEWの第3回『ああ、愛しの583系』」は「アニメと鉄道展」で詳しい解説を見ることができます。2018年8月19日まで、東京・市ヶ谷にある東京アニメセンターで開催中です。

→・「実はマジすごい、超細かい」「よいアニ鉄教育できます」　鉄道BIG4も絶賛「アニメと鉄道展」が開催

会場：東京アニメセンター in DNP プラザ（東京都新宿区市谷田町 1-14-1 DNP プラザ B1F）

会期：2018年7月18日〜8月19日（休館日：毎週火曜日）

開館時間：11：00〜20：00　最終入場 19：30

入場料：1000円（中学生以上）、小学生500円、未就学児無料

主催：大日本印刷

共催：天夢人

展示協力：関水金属（KATO）、トミーテック

雑誌「アニメと鉄道2018」

　旅行雑誌「旅と鉄道」の増刊号として、新作アニメで描かれる印象的な鉄道シーンを集めた「アニメと鉄道2018」も7月17日に発売（1000円）。特集は映画「未来のミライ」。劇中に登場する「黒い新幹線」のデザインを手掛けた川崎重工業の鉄道車両デザインチームへのインタビュー、こだわりディテールの裏話などが読みどころです。

旅と鉄道 2018年増刊9月号「アニメと鉄道2018」