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気象庁が7月19日、異常天候早期警戒情報を発表しました。7月24日から8月2日までの平均気温が、北海道と九州南部、沖縄を除く日本全域で平年以上に高くなる見込みです。
異常天候早期警戒情報とは、7日間の平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」となる確率が30%以上、または7日間の降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるもの。「かなり高い」「かなり低い」の基準は、過去30年の観測で出現率が10%だったケースと設定されています。
「かなり高い」とされた地域の詳細をそれぞれ見ていくと、期間中の平均気温の平年差は、一番低い四国地方でも+1.5度以上。一番高い東北地方では2.6度以上にも及びます。気象庁は熱中症の危険や、農作物の管理を呼びかけています。
(沓澤真二)
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気象研究者の呼びかけで広まっています。