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消費者庁と国民生活センターが電池の事故について注意を呼び掛けている。使い方を誤ると、液漏れ、発熱、破裂等が起こることがあり、漏れた液に触れることによる化学熱傷や発熱した電池に触れることによる熱傷、破裂で飛び散った電池の破片によるけがにつながるおそれや、電池を使用している機器を傷めるおそれがある。
消費者庁の事故情報データバンクによると、2013年6月から5年間で電池の液漏れ、発熱、破裂等の事故が332件寄せられているという(発熱が118件、液漏れが110件、破裂が84件)。
電池を装填する際の注意点として、「電池の向きをよく確かめる」「銘柄が異なる電池を混合して使用しないようにする」「古い電池と新しい電池を混合して使用しないようにする」「機器を使用した後は、必ずスイッチを切る」「使い切った電池はすぐに機器から外して、適切な方法で捨てる」「リモコン等の機器を長期間使用しない場合は、電池を外す」ことを推奨している。また、ヘアピンやネックレスのような金属類と一緒に電池を持ち運んだり保管したりしないようにし、電池から漏れた液に触れた場合は、すぐに大量の水で洗い流すよう注意喚起している。
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