「千円程度でケチケチしませんってw」 コミケと日常の金銭感覚の違い描いた4コマ 「俺じゃん」と共感の嵐
「この本が千円でいいんですか!?」「このスーパーの水10円高いな……」
Twitterユーザーの牛帝(@gyutei_4koma)さんが投稿した、同人即売会の「コミックマーケット(以下、コミケ)」と日常生活の金銭感覚の違いを描いた4コマが多くの共感を生んでいます。超わかる。
コミケの場合、頒布するサークルさんから「この同人誌、千円なんです…高くて申し訳ない」と言われても、「いやいや、あなた…千円程度でケチケチしませんって!!」と笑みを浮かべる眼鏡くん。ためらうことなくお札を取り出す姿が良い顔してます。
しかし、一方でスーパーでは、買おうとした飲み物が他より10円高いことに対して、「ここで買うのやめようかな…」と真剣に悩む姿が。2コマ目と4コマ目だけ見ると、金銭感覚がまるで別人のようだ……。
しかし、これは彼自身にとっての価値観からすれば当然のこと。大好きなものに対してお金を払う行為は、大げさに言えば生きている意味と同義といっても過言ではありません。特に同人誌となると、その本との出会いが一期一会だったり、唯一無二の作品だったりするので、「むしろこの金額でいいんですか!?」と言いたくなることもあったり。好きなものにお金を使い、それ以外で倹約する。ある意味、これこそが健全な金銭感覚と言えよう……!
Twitterでは「わかりみが深すぎる」「なんだ私のことか」と共感しかない人からの声がたくさん寄せられ、コミケ(同人誌)以外の趣味の場合でも同じ感じだといった声も。その中では、いわゆるオタク趣味意外にも、株や仮想通貨、音楽機材など、さまざまな例が挙げられています。
ちなみに作者の牛帝さんも同人活動をしているほか、pixivやブログでさまざまな漫画を公開中。ほっこりする読後感の『二次創作エロ同人作家がCOMITIAに初参加したけど12部しか売れなかった話』や、ダメ人間が同人王を目指す物語『同人王』も無料公開されているので、今回の4コマに共感した人やタイトルに興味がある人は読んでみるのをオススメします。またAmazonなどで中年男性を萌え擬人化した『中年男子の日常』も2巻まで配信中です。
『二次創作エロ同人作家がCOMITIAに初参加したけど12部しか売れなかった話』(※一部抜粋) 著・牛帝さん
画像提供:牛帝(@gyutei_4koma)さん
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べし太郎さんに、今の気持ちなどを聞きました。