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「モスバーガー」利用者28人に食中毒症状 本部から納入した食材が病因となった可能性

謝罪と同時に再発防止策を発表しています。

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 ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を運営するモスフードサービスは9月14日、同店を利用した関東甲信地域の28人が食中毒の症状を訴えていると発表しました。


モスバーガー 食中毒 O121 モスフードサービスによる発表(公式サイトより/画像は一部編集部で加工しています)

 同社によると被害が出たのは8月10日から23日までの間の利用者で、腸管出血性大腸菌「O121」に感染しているとのこと。また検査が終了した13人(10店舗)は「O121」の遺伝子の型が一致していることから、同社は「同時期にチェーン本部から納入した食材が病因となった可能性が極めて高い状況」と説明し、「発症されたお客様とそのご家族の方々には、多大なる苦痛とご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫び申しあげます。また、当該店舗を日頃よりご利用いただいておりますお客様、並びに全国のモスバーガーのお客様、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪しています。

 また「当チェーンといたしましては、下記の通り考えられる全ての要因に対して対策を講じ、再発防止に取り組んでまいります。なお、お客様からの体調不良のお申し出には、誠心誠意対応させていただきます」と再発防止策を発表しました。


モスバーガー 食中毒 O121 モスバーガーで提供されているメニュー(公式サイトより)

 今後は生野菜について「より一層、有効性の高い洗浄、除菌方法の選定・導入」をするとし、パティ(肉)や加工野菜、生野菜の検査項目を増やすことにより、再発を防ぎたい考えです。

(Kikka)

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