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東京発・浜松工場直行 超レアな東海道新幹線「浜工新幹線」に乗ってきた 次期新幹線「N700S」も目の前に!月刊乗り鉄話題(2018年9月版)(3/3 ページ)

あの「浜工新幹線」に乗って、東海道新幹線で1つだけのアレとかワクワクなコレを見物してきました。【写真31枚】

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おまけ 「新幹線なるほど発見デー」のお勧め楽しみ方&フォトギャラリー

 新幹線なるほど発見デーは、整理券が必要な個別イベントの他にも、メカ好きをうならせる保線車両の実演、車両の仕組み実演など催しが盛りだくさんです。

 例えば上級生向けに超電導リニアの仕組みなどを学ぶ勉強会、写真教室があります。女の子向けにもアテンダントさんのスカーフを巻いて記念撮影ができるコーナーなどもあります。スマートフォンのカメラを使ったスタンプラリーでは、スタンプをゲットすると特別な動画が、コンプリートすると壁紙写真データがもらえました。

 会場は本当に広く、1日では全てを観られないほどです。次回は事前に見物ルートを決めて挑もうと思います。

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浜工新幹線で品川新駅の建設現場を通過。折り紙をモチーフにした屋根が見える
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東京駅新幹線プラットホームで販売する「チキン弁当」も購入。国鉄時代から売られている定番商品で、「天皇陛下も好き」と報じられたこともある
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実はこのチキン弁当はJR東海版とJR東日本版がある。こちらはJR東海版。新幹線改札内に入らないと買えない
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R東海ツアーズの浜工新幹線ツアー参加者に配布された「東海道新幹線弁当」
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東海道新幹線弁当もファンの多い駅弁。東海道新幹線の沿線の名物がギッシリ
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作業中のN700A車両。ヘッドカバーが外されていて、非常時用の連結器が見える
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当日は、整備中の新幹線車両の前に沿線各地のB級グルメの屋台が並んでいた。シュールな光景
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「3次車化改造工事施工ライン」の文字に注目。「3次車」とはN700Aの改良版。対地震用のブレーキ性能を高めたほか、パンタグラフ状態監視システムが設置され、台車振動検知システムが強化され、新製車両として2016年から投入されている。ここで既存のN700A・1次車、2次車も同様の性能になるように改造している
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N700Aの運転台。美しくて整然。私のデスクもこれくらいスッキリさせたい
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「先頭車磨き」の整備エリア。先頭車は虫の衝突などで小さな汚れや傷が付きます。ここでは再塗装のためにロボットで先頭車両を磨く作業を行う。ロボットを投入した理由は「人手だと足場から届きにくいため危険で力が入らないから」とのこと
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「行先表示器」の体験コーナー。昨今はLED化が進んでいるので、字幕の方がもう珍しいかも。レアな行先を示しつつ記念撮影を楽しめた
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整理券不要でドクターイエローに乗れるコーナーも! ……とはいえ、先頭車の特徴的な形状をしっかり再現している。さすが車両工場
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「N700Aの台車」。半地下のピットに潜って点検を体験
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工事用車両の実演もグッと来る。これも恐らく昼間には見られない「幻の新幹線車両」
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人気アニメのシンカリオンも忘れてはなりませんね。記念撮影コーナーは大人気で大行列。隣の親子、「パパー、本物のシンカリオンはいないの?」「今朝、テレビを見ただろ。ハヤトたちは鹿児島に集まってるから、N700のぞみは待機中だよ」「そっか!」。……パパ、ナイスすぎる
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最後に「新幹線の踏切」で浜松工場発・東京行きの浜工新幹線を見送る
大迫力! 「東海道新幹線唯一の踏切」の様子

杉山淳一(すぎやま・じゅんいち)

乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢=鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。鉄旅オブザイヤー選考委員。ITmedia ビジネスオンラインで「週刊鉄道経済」連載。著書に『(ゲームソフト)A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック(KADOKAWA)』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。(幻冬舎)』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法(河出書房新社)』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」。


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