Live2Dが「2次マ」の正式サービスを開始へ オリジナルイラストやLive2Dデータを販売するデジタルマーケット
クリエイターにとっての「最高のデジタルマーケット」を目指します。
アニメーションソフトなどを開発するLive2Dは10月29日、オリジナルイラストやLive2Dデータなど、2Dアセットの使用権・加工権を売買できるマーケットプレース「2次マ」の正式サービスを開始しました。
クリエーターのためのデジタルマーケットで、著作権は作成者本人が保有しつつ、2Dアセットの使用権・加工権の販売ができます。購入者は、そのLive2Dモデルなどを使って「FaceRig」でVTuber、ゲーム制作や動画用素材など、さまざまな形の同人活動に利用可能です。ちなみに、Live2D作品は購入前にブラウザ上でプレビューできます。
販売する場合にはクリエーター登録が必要で、作品はアップロード後にすぐに公開状態になりますが、販売できるのは審査完了後となります。描き下ろしだけでなく、他サイトで公開済みのオリジナル作品も販売可能で、Live2D用に最適化したもの以外でも出品ができます。ただし版権作品やR-18作品は禁止。
また、同サービスで購入した他のユーザーのイラストをLive2D化して販売する「2次販売」が可能で、この場合は受取金額に対して設定された0〜40%の「ロイヤリティ」が自動的に1次クリエイターに支払われる仕組みとなっています。
この他にもユーザー同士でやりとりができる「ダイレクトメッセージ機能」や、オリジナル作品の制作を直接依頼できる「オーダーメイド機能」を実装。なお、決済時のシステム手数料は1次販売・2次販売ともに10%です。
これまで何度かβテストを実施してきた「2次マ」では、すでに公式のアバターパック以外にも作品が出品されています。イラストとLive2Dデータ、どちらも作品によって対応している機能や表現が違ったり、価格設定もそれぞれによって異なるので、詳細説明をよく読んでユーザーズガイドも確認しつつ、自分の用途に合った作品を探すのがいいかもしれません。
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