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「誤解を招く表現があった」 日本テレビが「イッテQ!」やらせ報道に見解、疑惑は否定

公式サイト上で文書を発表しました。

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 日本テレビが11月8日、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」内の企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で実在しない祭りを放送したのではないかとする報道を受け、文書を発表。報道内容を否定しつつも、誤解を招く表現があったと見解を示しました。

日本テレビ 世界の果てまでイッテQ! 橋祭り 週刊文春
イッテQ!公式サイト上で発表(画像は「世界の果てまでイッテQ!」公式サイトから)

 同企画は、お笑い芸人の宮川大輔さんが世界各国で開催される祭りに赴き、参加する人気企画。やらせ疑惑が指摘されたのは、5月20日に放送された「橋祭り in ラオス」。水の上にかけられた一本橋を自転車で渡り、そのスピードを競う催しとして紹介されましたが、8日発売の『週刊文春』では、現地に赴任する日本人駐在員の証言などを添えて番組側が用意した“作られた祭り”ではないかと報道しました。

日本テレビ 世界の果てまでイッテQ! 橋祭り 週刊文春
ラオスへ訪れた宮川さん(画像は宮川大輔公式Instagramから)

 人気番組の不正疑惑とありネットがざわつく中、日本テレビは「現地からの提案を受けて成⽴したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また、番組から参加者に賞⾦を渡した事実もございません」と疑惑を否定。企画決定前には資料映像なども確認した上で、現地との正式な手続きを行い、撮影を行ったことを説明しました。

 一方で、放送された会場ではこのイベントが初開催だったにもかかわらず、毎年行われているかのような誤解を招く表現となったことについては、意図的に隠した事実はなかったとしつつも、「真摯に反省すべき点があった」とコメント。今後の“祭り”企画については「⼗分に確認の上、誤解を招く事が無いような形で放送致します」と見解を示しています。


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