たこ焼き屋で働くダンディな“店長”の隠された秘密を描いた漫画が人気を集めています。ヒゲ面に眼鏡をかけ、寡黙にたこ焼きを焼く姿はいかにも職人という感じですが、その正体は……。
大繁盛のたこ焼き屋で忙しく働く“店長”の安谷屋さん。周りから慕われ、お客さんからも彼の焼くたこ焼きは人気です。そんな彼に、お店で働く高橋さんは呼び出しを食らいます。ヘマをしたのかと心配する同僚ですが……。
終業後、安谷屋さんが高橋さんに告げたのは「明日こそ皆にちゃんと言いましょう。この店の店長はあなたで、ボクはただのアルバイトだと」――安谷屋さんは実は店長ではなく、大学生のアルバイトだったのです。しかもまだ19歳。貫禄ありすぎ!
スタッフが2人だけだったときに、高橋さんが冗談で安谷屋さんを「店長」と呼んだことをきっかけにお客さんも店長と呼ぶようになり、その後入ってきたスタッフも見た目で安谷屋さんを店長だと思い込んでしまったのです。見た目が店長っぽいから仕方ないよね……。
店を乗っ取ったみたいだし、荷が重いとこぼす安谷屋さん。お客さんは彼が焼いたたこ焼きが好きなのだと言う高橋さんには「あんなモン誰が焼いたって同じっすよ」と店長顔なのにバイトっぽい発言で反論します。彼に押されて、高橋さんは真実を伝える決意をするのでした。
しかし翌日、ガラの悪い客を安谷屋さんが撃退したことから、この日も店長を演じることに。誤解が解ける日が来るのはいつになるのでしょうか……。
漫画の作者は『腸よ鼻よ』を連載中の島袋全優さん。読者からは「19歳でこの貫禄はヤバい」「いるいる、バイトなのに店長って思われる人」といった感想や2人のいいコンビっぷりに「結婚しろ」という声、また「続きが読みたい」という声も多く上がっています。
画像提供:島袋全優(@shimazenyu)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 思わず目が点 漫画喫茶のバイトで“困った客”に遭遇した体験描いた漫画に同情と共感の声
これはSAN値下がりまくる - お客様が神様だった! バイトでステキなお客と出会った体験描いた漫画に「こんなお客になりたい」の声
こんなお客様のためにある言葉「お客様は神様」。 - メデューサの散髪をお手伝い、機械が油のラテを注文 「ちょっとだけ変な世界でアルバイト」する漫画が働く元気と夢をくれる
いつかこんな不思議でやさしい世界に行ってみたいな。 - 「延々ケーキのイチゴを選別」「狭い足場でドーナツ揚げ」 大変な苦労が忍ばれるパン工場バイトの体験漫画
ご苦労様です! - 接客中ボケっぱなしじゃねえか! 注文できる気が全くしないファストフード店のギャグ漫画が秀逸
テンポが良い。