86をランボルギーニ・ウルス風ピックアップに大改造 東京オートサロンで見た「なんじゃこりゃぁ!」ってなる魔改造マシンたち(2/3 ページ)
おにぎりを履いた「ジューク」、ギンギラギンすぎる「インパラ」など。
発想がすげえ……学生制作の「NATS ウルス86」
トヨタのスポーツカー「86」をランボルギーニのSUV「ウルス」風に改造、さらにそれをピックアップトラックにしてしまったという、なんとも個性的な1台。それが「NATS ウルス86」。
前から見るとランボルギーニ・ウルスのフロントマスクがしっかりと再現されています。ウルスはSUVとは言ってもクーペライクなスタイルを取り入れているので、86そのままのルーフラインが意外とそれっぽいことに驚き。強引なように見えて雰囲気はしっかりと捉えられています。
そしてリアは大胆にカットして、ピックアップトラックに仕上げています。もし街中でこのクルマの後ろを走っていたら、テールライトを見るまでは86だとは気付かないかもしれません。「86×ピックアップトラック」でも「86×ウルス」でも十分すぎるほど目立つと思いますが、両方やってしまうとは……!
実はこのクルマ、NATS(日本自動車大学校)の学生さんが作り上げた卒業制作なのだとか。NATSブースでは他にも、かつてMR-2ベースのラリーカーとして計画されていた「222D」をホンダ・ビートで再現した「NATS 222B」や(題材がマニアック……!)、マツダのコンセプトカー「RX-VISION」のデザインを取り入れてカスタムされたRX-8など、ユニークな作品の数々が展示されていました。
あのケン・ブロック選手の最新モンスターマシン「HOONITRUCK」
トーヨータイヤでは、ラリードライバーのケン・ブロック選手がド派手なドリフトパフォーマンスを披露する動画「ジムカーナ」シリーズで使われたマシンを展示。最新作「ジムカーナ10」のために製作されたモンスターマシン「HOONITRUCK(フーニトラック)」も並べられていました。
ベースとなっているのは、1977年型のフォード・F-150。ボンネットからは914馬力の怪物エンジンが顔を覗かせ、ベッタベタに低い車高とオーバーフェンダーは迫力満点。40年以上前のピックアップトラックとは思えないほどの面構えで、圧倒的な存在感を放っていました。
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