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カドカワは2月13日、川上量生氏が社長から退き、松原眞樹専務が新たに社長に就任したと発表しました。
発表によると、川上氏はカドカワ傘下のドワンゴの取締役も辞任。ドワンゴは荒木隆司社長が退任し、後任として夏野剛氏が社長を引き継ぎます。
川上氏は社長退任後もドワンゴの顧問およびカドカワの取締役としてグループの事業戦略立案、新規事業推進の任に当たるとのこと。
同社は併せて、ドワンゴが3月期第3四半期連結決算において37億9900万円の特別損失と、関係会社株式評価損149億500万円の特別損失を計上したと発表。川上氏の降格はこの引責によるものと見られます。
ドワンゴはKADOKAWA傘下に
同社は加えて、ドワンゴ、Gzブレイン、大百科ニュース社を、傘下企業であるKADOKAWAの子会社とする新体制も発表しています。
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