北海道内の12市町村で暮らす実在の“おじさん”をモデルにした「おじさんハンコ」が誕生。3月1日から各市町村の道の駅などで販売されます。
「おじさんハンコ」は、ゴム製品総合メーカーのミツウマ(小樽市)と札幌市立大学デザイン学部がコラボし、北海道立総合研究機構の技術協力を得て誕生した北海道の新しいお土産品。「街のいまだ知られざる魅力を、ステキなおじさんを通して知って欲しい」という思いが込められています。
ピックアップされた市町村は人口3000人前後の小さな街11カ所とミツウマの地元・小樽市。それぞれの街で暮らす名物おじさんの顔がそのままハンコになっています。
市町村一覧
- 置戸町(おけとちょう)
- 羅臼町(らうすちょう)
- 鶴居村(つるいむら)
- 西興部村(にしおこっぺむら)
- 中頓別町(なかとんべつちょう)
- 初山別村(しょさんべつむら)
- 占冠村(しむかっぷむら)
- 中札内村(なかさつないむら)
- 様似町(さまにちょう)
- 鹿部町(しかべちょう)
- 黒松内町(くろまつないちょう)
- 小樽市(おたるし)
ハンコは底面2.5センチ×2.5センチ、全高3.4センチのゴム素材。持ち手の部分には、おじさんらしいイメージの“ヒゲ”とミツウマの人気商品“長靴”がデザインされています。
取り扱いは12市町村内の販売店のみ。実際にその街に足を運んで欲しいということで、ネット通販やご当地以外での販売はしないそうです。
価格は2個セットで1200円(税別)。2個のうち1個は必ず現地のおじさんが入っており、もう1個はどこかの街のおじさんがランダムで入っているとのこと。13番目のレアキャラもどこかに隠れているようです。
ご当地おじさんハンコのサイトでは、各おじさんのプロフィール、その街の魅力、おススメスポットなどが紹介されています。
「おじさんハンコ」の企画は2017年11月にスタート。北海道には食べ物のお土産はたくさんあるけれど、雑貨系のお土産が少ない……ということで学生さんが提案してくれたそうです。
2018年9月には北海道胆振東部地震による停電で3D金属プリンタが停止するトラブルも経験。予定より遅れての販売開始になったそうです。
画像提供・取材協力:ミツウマ
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神奈川県相模原市にオープン。