お店で買い物をしたあとに見知らぬおじさんから万引きの疑いをかけられる漫画に同じような経験をした人から体験談が集まっています。描いたのは元アニメーターでTwitterユーザーのをぎくぼ虫さん(@wogikubomushi)。
をぎくぼ虫さんがアニメーターだったころ、仕事の休憩時間に友人と一緒に近くの薬局へ買い物に行きました。当時よく食べていた納豆を買い、レジ袋は断り商品を手に持ったまま店を出て、友人を店先で待つことに。すると見知らぬおじさんから小声で「わかっているよね?」と声をかけられます。一体何のことかわからないをぎくぼ虫さん。
「わかってるよね? 見てるからね?」と畳み掛けてくるおじさん。「まだ会計してないでしょ」と言われ、ようやく自分が万引きの疑いをかけられていることに気付きます。しかし衝撃的すぎて、自分は万引き犯ではないとうまく伝えることができません。今思うと当時は仕事漬けでボロボロな様子だったため、誤解を与えてしまったのではないかと回想しています。
運悪く商品にテープも貼ってもらっておらず、友人に助けてもらおうにもまだ店内で買い物中でした。ますます言い寄られてテンパりかけてきたそのとき、をぎくぼ虫さんは買い物したレシートを持っていることを思い出して提示します。おじさんはまじまじと見つめながら「うん……」と一言のみ。気まずい空気が流れますが、一向に謝る様子はありません。
さすがにこれは失礼だろうと思い謝罪を要求しますが、おじさんは「警視庁の人と繋がりがあって……」とよくわからない言い訳を始めました。結局おじさんは謝らず、友人が出てきたためグダグダのまま帰ることに。その後、コインランドリーでおじさんとばったり再会しましたが、お互いにかなり気まずかったそうです。それはしょうがない。
Twitterではこの漫画を受けて、自分も万引きを疑われたという体験談が続々と寄せられます。「やってもいない万引きの疑いをかけられてトラウマになった」「ゲームカセットを買って袋を貰わずに友達の家に向かっていたところ、知らないおじさんに万引きを疑われたが、持っていたレシートで証明した」など。被害が深刻な分、注意をはらい過ぎてこうして声をかけてしまうケースも少なくないのでしょうね。
レジ袋はエコの観点から断ったり、有料のためもらわなくなるといった機会が増えてきました。この漫画ではレシートを持っていたことがトラブルの早期解決につながったため、商品を購入した証としてテープを貼ってもらったり、レシートを家に帰るまでは捨てずに持っておいたりすると、あらぬ疑いをかけられたときの自衛になりそうです。
画像提供:をぎくぼ虫さん
(植木鉢)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 今も思い出して「怖っ」 子どもの頃の思い出漫画に「足が痛くなってきた気がする」「ヒエッ……」と恐怖する声
街には意外と危険(尖ったもの)が潜んでるんだよね。 - 突然目の前に止まった原付ドライバーから渡されたのは……? 幸運を分けてくれたエピソードにほのぼの
- 「昔、本屋で出くわしたぶつかり男」の漫画 新宿駅の“女性にわざとぶつかる男”動画がきっかけで「私もやられた!」の声続々
怖いけど、できるだけ家族や友人、警察、お店の人などに相談したい - 「顔出し写真を勝手にアップされた」……SNS上でありがちなトラブル描いた漫画に反響
インターネットに公開することは全世界に公開するということ。 - コイン投入口に客がジュースを……!? ゲーセン店員の奇妙な体験談に意外にも「あるある」報告が
ゲーセン勤務経験者によると、“まれによくある”事案だそうで……。