妊娠中にイライラMAXだったときに、意外な出会いでイライラが浄化された体験談を描いた漫画が共感を集めています。作者は枇杷かな子(@pearl_hydrangeai)さん。
枇杷さんが妊娠7〜8カ月だったころ、身体は重く思うように動けず、ホルモンの変化もあり始終イライラしていたといいます。その日は病院でも呼び忘れられてお昼を食べそこね、電車で嫌なことを言われたりとイライラMAX。まるで出刃包丁のごとく心が尖っている状態。マイナス思考の塊「負のブラックホール」が完成し、「こんな私が母親になれるわけない」……と思い詰めてしまいます。
モヤモヤした気持ちを抱えながら歩いていると、たい焼き屋さんのいいにおいが。注文すると、お店のおばあちゃんが「ありがとう」とまぶしいほどの笑みを浮かべます。さらに、「おまたせ」とたい焼きを持ってきてくれたおじいちゃんも満面の笑み。2人は枇杷さんに「ありがとう」という言葉とともにたい焼きを渡してくれます。
その瞬間、先ほどまで心を大きく支配していた「負のブラックホール」は流されていき、優しい気持ちで満たされていくのでした。「私ありがとうって言われていいんだ」と、涙を流した枇杷さん。それ以来、そのたい焼き屋さんがパワースポットになったのだそうです。
イライラするのも人であり、イライラさせるのも人。しかし、癒すのもまた人なのだと、思い起こさせてくれる漫画です。イライラがたまってしまったとき、その解消法は人それぞれですが、マイナスのブラックホールを解き放つためには、人、物、動物、場所など、自分だけのパワースポット(癒し)が必要ですね。この漫画を読んだ読者からは「まっすぐな好意は人の心を救う」「少しの癒しで心が満たされることはある」など共感するコメントが集まっています。
枇杷かな子(@pearl_hydrangeai)さんは、Twitterで育児や家族の日常などをテーマにした漫画を公開しています。
画像提供:枇杷かな子(@pearl_hydrangeai)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- もしも妊娠する可能性が男女平等になったら? 神様の気まぐれで妊娠してしまった男性描いた漫画に反響
一夜限りの関係で望まぬ妊娠をした男性の話。 - 口数が少なくあまり笑わないけど…… 好きだった産婦人科の先生を描いた漫画に「すてき」「ウルっと来た」
静かな人が見せる優しさ。 - 陣痛に耐えられなかった体験談に反響 「無痛分娩がもっと一般的になればいいのに」「出産はゴールでなくスタート」の声
自然でも無痛でもママが安心できる出産ならいいじゃないか。 - 「大丈夫だと思うけど念のため」が奏功 「妊娠中、自覚症状がないけど大変だった」経験を描いた漫画に反響
ちょっとでも違和感があったら病院に相談することが大切。 - 妊婦の大変さに理解のない夫を先輩がバッサリ 漫画「『母親』が弱音を吐くのは甘えだと言われた話」
「第三者の意見が効く」の、すごくわかる。